風車

回る風車

isanaさん、inoshoさん、masaさんと風車を見るために三浦海岸までドライブ。
直径が35mある鋭いブレードが、風が動かしていると思えないほど安定して回っていた。出力は最大4,000kw。ってぇことは、100V電源の一般家庭なら1,000世帯まかなえるってことですか(計算間違っているかな?)。
足下に立って回るブレードを見上げる。言葉にならない感動。雄大な山稜や美しい海を見たときと同じような畏敬の念に包まれる。風景と違うのは嬉しさ。そう、人間の手によって作られたものが与えてくれる感動を味わうことができる。今度は、千葉の方にもいってみよう。
ぜひとも、isanaさんのJunkyard Review風車のある風景も参照していただきたい。

発電量について(追記)

id:isanaさんよりメールをいただきました。
下記に230世帯分との記述があります。なかなかですね。

大判印刷の解像度

ところで私はA4程度の版形ばかりで大判サイズを扱ったことが無いのでいまいち良く判らないのだが、 B2 のポスターってどの程度の解像度が必要なのだろうか。

原則的には印刷線数の半分です。ポスターをパンフのような高い線数で印刷すると、刷りムラが目立つとか、媒体によっては反射濃度が紙と異なるんでくすんで見えるとかってのも多かったりしますから、通常の印刷物とは異なる線数を用いることがあります。
ここ3年ほどポスター作ってないので、最近どうなのかよく分からないんですけど、B2の印刷物の場合、B3程度で350dpiのデータを作って「目のばし」という工程で回っていたのをよく見ていました。それ以上のサイズでも、A版ならA3で350〜400dpi、B版ならB3で350〜400dpiのデータを作って「目のばし」してました。
もちろん、パンフ程度の距離から確認するような刷り物であれば175線:350dpiで作業します。印刷会社や製版会社の営業さんとかで、たま〜に(安いところだと頻繁に)なぜ「目のばし」するのかってことを知らずに、B2なら「目のばし」と決めつける人もいたりしますから*1、どういう目的で誰に見せるためのものなのかってのを十分に確認した上で制作しないと、納品後にクレーム出たりします。
「目のばし」ってのは製版フィルムを光学的に拡大した複製を行い、フィルム(やPS版)を作成することです。光学的な拡大なのでトンボなどの印刷記号も拡大されてしまいます。

*1:B2のフィルムを出力できるイメージセッターを持っていない所も多いからね。

エンジン始動せずの件

セルモーターが回らなくなるのは、セルモータそのものの劣化によるとのこと。セルモータがエンジンルームの熱をもらって始動しなくなる現象。同様の症状が、405や309にも出るらしい。
しかし、訳の分からない症状である。熱を持ったモーターが低電圧で回りにくくなるってのは理解に苦しむ。ほかで聞いたこともないぞ。
対処法は、ボンネットをあけてしばらく放置する。予防法としては、バッテリの端子を磨く、始動時にバッテリがフルに働けるように充電状態を気にして運転すること。
新品の部品は4万円弱。困るぐらい動かなくなったら交換を考慮することにしよう。

YafRay with Deep-Shadow-Map

キーボードに耽溺する

YafRayにボリュームシャドウマップが搭載されていたことに今さらながら気付く。
かなり良い雰囲気。やたら重いわけでもないし。
一度シャドウマップを作り、アイレイとシャドウマップの交差部分で、シャドウマップをボクセルのように用いてシャドウマップ閾値以上の部分と交差した量をフォグとしてレンダリングする。だから、背景部分にはかからない、と。また。パスとレーシング対象としても背景に抜ける部分に関しては効かない。
Rendermanに搭載されたDeepShadowMapに相当する機能だね。
使い方はいたって簡単。lightを以下のように記述するだけである。

<light type="spotlight" name="spot" power="30.0" size="80" blend="10"
beam_falloff="2" 
halo="on" res="512" blur="0.0" fog_density="0.20">
  <from x="-0.140436" y="4.175604" z="8.336139" />
  <to x="-0.140436" y="4.175604" z="0" />
  <color r="1" g="1" b="1" />
  <fog   r="1" g="1" b="1" />
</light>

ハンサムなエバンジェリスト求む

どうしてこんなひどい人たちが駆逐されずに書籍を書いていられるのかを誰かに考察してほしい。

私が会社にいた頃に、某国家機関の広報館のアートディレクターなどやったんですけど、このときのジェネラルディレクターが宣った名言に「お客さまに、モノの善し悪しは分かりません。業者の人間性を信頼して依頼しているのです」つぅのがあります。一面の真理ですな。遅刻するなとか締め切り守れとかきれいな格好をしておけとか(滝汗)。ちなみに、この言葉の本意はもう一面あります。品質面でのチェックは笊だから、きちんとした品質のものを納品しなきゃならんのです。
エンジニアリングの信頼性は発注後、その後で勉強したクライアント、またはクライアントの顧客にしか分からないこと。クライアントの顧客が業者のエンジニアリングを避難しても、一度業者を信じてしまったクライアントはそうやすやすと業者に対して疑いを持たない。もひとつの大きな問題は、ウブな受注者は業者の信頼性をリップサービスの量で判断してしまうことでしょうか。信じたい事柄しか聞きたがらないものだからねぇ(笑。
HTMLには規格があって云々…な側が、発注者である媒体を運営する人たちにとって様々な意味で魅力的ではなかった、ということではないでしょうかねぇ。ネクタイ締めたハンサムさんや、いけてるおねいさんが、弁舌巧みに爽やかにWeb標準とそれを守ることの素晴らしさを啓蒙すれば変わるんではないでしょうかね。