網戸の張り替え

猫が穴をあけてしまったので,網戸を張り替えることにした。子供の頃は台風と潮風でやられまくる網戸を毎年張り替えていたのだけど、東京に来てから網戸を張り替えるのははじめてだ。

1. ビニールシートで簡易作業エリアを作る

実は一番大事な工程。遠慮なくゴミを散らかせたり濡らしても大丈夫な作業場を確保しておくと、作業時間が半分以下になるよ。
screen window maintenance #1 Making workspace.

2. 古い網を外す

ラジオペンチで網を固定しているゴムを引っ張りだす。マイナスドライバーと書いてあることが多いけど、固定用のゴムを引き出せるような細いマイナスドライバーを持っている人は少ないんじゃないかな?
ここで、引っ張りだしたゴムを水洗いする。まだ柔軟性が残っていれば新しい網を固定するために使えるけど、表面から白い粉がぼろぼろ落ちるようだったら新品に買い直す。
今回はゴムが再利用できた。子供の頃張り替えるときには必ずゴムが劣化していたものだけど、20年の間にとてつもない技術革新が行われたらしい。
screen window maintenance #2-1 pealing old screen from frame screen window maintenance #2-2 pealing old screen from frame

網戸の枠を洗う。内側が汚れていてびっくりする。
screen window maintenance #3 cleaning window frame

3. 新しい網を張り付ける

一番*1大事な工程。適切なテンションを掛けて網を張る。どんな方法でも構わないと思うけど、今回はガムテープと洗濯バサミを使った。
障子紙やふすまもそうだけど、このようなロール状のモノを枠に張り付けるときには、ロールの片側を枠に合わせて張り付けるといい。特に網戸はテンションの掛け方で網がよれていくので基準となるラインを出しておくと後が楽だ。
まず、ロールの長辺を枠に合わせて洗濯バサミで粗く固定。
screen window maintenance #5 placing screen with pinching

次に、ガムテープでテンションを掛けながら張り付けていく。対になる場所にテンションを掛けていかないとよれる。
screen window maintenance #6 flattening with pulling duct tape screen window maintenance #7 flattened screen on frame

余談だけど、作業するときに基準を作るのが上手い人がいる。データベースならatomicなテーブルの設計がものすごく上手かったりするんだ。私はこの作業が苦手なので大きな設計変更が必要ないかどうかを確認しながら細かな部分をつめていくことになってしまい、ストレスを感じてしまう。
ロール材質の場合は長辺を基準にするといい。

4. 網を固定する

固定用のガムテープを外しながら、ラジオペンチで固定用のゴムを押し込む。このとき、1.5cm程度網を引っ張りながら押し込まれるので網がピーンと張っていくのが気持ちいい。
screen window maintenance #8 fixing screen with pushing gum into frame slit.

追記: id:webmugiさんのはてブコメントより、ローラーを使うと早くきれいに仕上がるとのこと。
買うかどうか迷ったんだけど、子供の頃から棒で押し込んでいたので今回は使わなかった。専用の道具が増えるのはあんまり好きじゃないんだ。でも、一斉に張り替えるときはローラーを買おうかな。

全部固定し終わったところ。編み目が通って気持ちいー。
screen window maintenance #9 screen window maintenance #9 flattened screen with good tension

5. 余分な網を切り取る

余分な網を切り取る。カッターの刃を長く出して、刃先を進行方向に向けながら押切るようにするときれいに切れる。
screen window maintenance #10 cutting off unnecessary screen

*1:一番が二回出てきてるよorz...たかが1000文字に満たない文章を設計できない日本人な俺