Mail.appへ移行してみるテスト

Entourageの不安定さとメールが増えたときのあまりの遅さに業を煮やしたので、移行してみるテスト。
既にデータベースが1GB超えてるんで、リミットの2GBを考えると、いい加減移行しないとまずいというのもあり。
Mail.appはiBookでは問題なく使えているし迷惑メールフィルタも学習の手間が少なくてかなり良いし。添付ファイルやら多言語やらの取り扱いが楽なのもいいですね。
今までなんでEntourageだったかというと、MacOS 9で使っていたOutlookからの移行のためだったことに今更ながらに気付いた。Mac OS Xへ移行した頃はMacOS 9でも起動することが多かったから、メールデータベースを共有できるEntourageOutlookはそれなりにいいソリューションだったとは思う。そもそも行儀の悪いメールをきちんと扱えるという理由で++MailからOutlookへ移行したんだよな。長い物には巻かれろ的発想。
PGP(GPGですが)対応やら、Apple脆弱性他の面倒を見てくれることや、ソフトウェアアップデートで簡単な更新ができること、アドレスブックやiCalとの連携などを考えるとMail.appに落ち着くのかも。
今メールボックスの読み込み中ナリ。経過は追って記述することにしよう。

いきなりはまる

Mail.appのEntourageメールボックスからの読み込みが尋常じゃなく遅く、Subjectの文字化けが発生する。
自分が送信したメッセージのSubjectは問題ないのだが、ISO-2022-JPエンコードされたSubjectが読み込めない。Entourageのメッセージを別名保存するとやはり複数の文字コードが混在している。このインポーターは英語用なのか?
もう少し掘ってみる。

ハマリ解消

Mac OS X 10.2へのアップグレードのときにEntoruageのデータをHDDにバックアップしているのだけど、それを読み込みなおしたメッセージはメール本文やSubjectのエンコードがShift-JISになっている。このようなメッセージが混在しているメールを読み込むとSubjectが化けるらしい。結局私のせいじゃないか(汗
読み込みが遅いのも、Entourageから.mboxで書き出してMail.appで読み込むことで解消。Entoruageから.mboxの書き出しは、フォルダをFinderへドラッグするだけ。ただし、添付ファイルなどを含むメッセージは半端じゃなく保存に時間がかかる様子。CPUロードの量を見るのにGeekToolがあって助かる。
残り900MBのメールボックスを全部移行するににどれぐらいかかるかな…これ以上問題が起こらないことを祈りつつ…

移行終了

これといった障害もなくEntourageからMail.appへの移行が終了。過去送受信した添付ファイルも使えることが判った。
これからGPG環境の整備やらルールの設定やらアドレスブックの移行やら、結構残ってるな。