Mail.app雑感

今更かよ!と言われそうな基本的アプリケーションですが、いままで使っていたiBook Dual-USB(G3 500Mhz)での動作の感触とは全く異なるので一席。あぁ、また空更新に近い内容だ…
iBookでは受信したメッセージを読む、返信する。程度の使い方しかしてなかったしそれで満足していたのですが、Dual-CPUで使うMail.appは「快適」の一言です。たかが6000件程度のメールボックス内の文章を検索するのにかかっていた時間とコンクリートの中で泳ぐようなレスポンスは何だったんだ。今、6000件のメッセージに含まれる「アニメーション」という単語を検索していたのですが、秒数計るのもばかばかしいぐらいの速度で検索が終了します。索引ができてるからではあるのですが、ここまで強力だとは思わなかった。メインマシンは800Mhz Dual-CPUですが、CPUロードを見ていると時折170%程度使っていることに気付きました。Mail.appは複数CPUを使うんですね。
メールボックスを作るのに「/」を使うあたりはおいといても、普段使いの機能にアクセスするインターフェイスはそれなりに良くできてるし、ヘッダ全部見るとかの、コンシュマーユーザーが必要としないような機能へのアクセスもいい。10.1の頃はOS全体の遅さもあって、Quartzを使うアプリ全般を避けていたんですがJaguar以降はかなり印象が変わるんだなぁ。
ここまで普通の使い方で不満のない標準アプリケーションがあると、サードパーティにとって市場の大きなエンドユーザー向けの市場が少なくなるのは事実。ただ、この状況下で参入してくるサードパーティの製品は間違いなく良い物でしょうから、ユーザーにとってはいいことなのかもしれない。