新ゴだけありゃいいよな、もう。

相方id:inoshoさんの暫定日記_練習中に、興味深い導入事例。
LET’Sに入会したよ!
デザのみなさん、LET’S知ってます?わかりやすく言うと、フォントワークスの全フォントをリースする契約だ。
契約ベースだからか、なぜかWebで導入事例をほとんど見ないので足踏みしたくなる気持ちもわからんではないが、id:inoshoさんの導入日記を読んでみよう。
すごいぞ。じゅん101プリンタフォントのインストーラのフロッピーが壊れていた(初期不良)で二週間も返事が返ってこなかった上に、対応はひと月以上遅れた……情けじゃ。名前は出さんとこ(w……とは雲泥の差だ。
とにかく、下のようなことを考えたことがあるなら、控えめにいっても、LET’Sは考慮する価値がある。

OS Xに乗り換えるには、フォントもアプリもマシンも、全部今まで使っているのが使えなくなっちゃうじゃん、そんなお金ないよ。それにさ、フォントだって、OTFでたけど、あれってDTPの主流になるの?全然今はわからないよね。だからさ、業界全体の方向性が固まってくるまで、ぎりぎりまで今のままで引っ張ろうと思ってるんだ。ねえ、いつ頃OS Xが主流になるのかなあ。

なんか、あちこちで聞くんですが。上のようなこと。
いま、学校でDTPをCGクリエータに教えているんだが、Windowsメインの彼らに「DTPやるならMac OS 9以前のマシンでQX3.3で、OCFで、PDFの埋め込みなんてできなくて透明使っちゃだめだ」なんて言うわけない。透明が出せないプロファイル付きのRGBをまともに出せないレガシーな印刷屋やデザに出会ったら、二度と仕事を振るな。とは常々言っているが。
実際、LET’Sを使うことで、レガシー環境とMac OS Xを軸にしたモダンなDTPを負担なく両立させるのが簡単になる。
Mac OS Xにはヒラギノがある程度ついてくる。inDesignIllustratorを購入すれば小塚などがついてくる。モリサワのフォントは、替えの効かないキャッチーな下品さを持つ新ゴだけでいいんじゃないか?