CinePaint

hdr/openEXR/32bit floating TIFFなどを、曲がりなりにもきちんと編集できるツール。多分、Mac OS X版としては唯一だろう。
hdrの背景から太陽光を消し込んだり、色補正するにはマジで必須。
バギーなのと、X11なんで普通の人には勧めません。本気で3つぐらいのバージョンは持ってないと使えんし。私もFilmGimp(旧CinePaint)は手放せない。
オープンソースのツールは、ちょっと殺伐としてる方がいい。下手にインストールが簡単で起動が楽だったりアイコンがかわいかったりすると、「なぁんだ、使いにくいじゃん」てなる。
ソースだけ配ってビルドさせる。アクセスしやすいところにボタンなんかつけちゃだめだ。ワンライナーターミナルでコマンド入力。これなら一部のナードが「すげぇ、すげぇよ。Adobe超えてるよマジで。世界中の開発者が……バグが会っても自分で……機能が足りなきゃ自分で……」って吠えてるのを聞いて「いつかはAdobeが要らなくなるような、使いやすいツールが無償で出てくるかもしれない」という妄想が膨らむ。
私は、世界中に、たった一人でいいから全機能を手足のように使えるユーザがいるようなツールが使いたい。その「たった一人」になれなくても。