Windows Media Photo

Windows Media Photo Specification
あいたたたた、やられちゃったよ。

  • Windowsネイティブ
  • 省メモリ特性
  • 簡便な操作性
  • 業務品質
  • 非可逆/可逆を同一アルゴリズムで処理
  • 多様な画素フォーマットをサポート
    • グレースケール、RGB、CMYK、そして目的別に生成できるチャンネル
    • 8/16bit整数(256/4096階調 指数なし)
    • 16/32bit整数(4096/65535階調 指数あり)
    • 16/32bit浮動小数
    • 指定bit
    • 2値の白黒
    • 5/10bit RGB
    • RGBE(HDIのRadianceフォーマット)
  • TIFF風のシンプルで拡張性の高い構造
  • 補完解像度を持ったアルファチャンネル
  • 組み込みICCプロファイル
  • EXIFをはじめとするXMPメタファイル

これだけのスペックを満たすと、ほとんどの画像フォーマットが必要としていることをこれ一個でまとめることができるんだよな。
このエンジンのバージョン1がどれだけ優秀かってのは、こと、MSのやることだと全く問題にならない。彼らの最大の長所は「あきらめないこと」なんだ。Palmが死ぬまであの使えないWindowsCEを続けいつのまにかザウルス持ってるSharpWinCEを搭載しているのを見ると寒気がする。MS以外の会社であれば、絶対にあきらめてるからだ。
きっと、Windows Media Photoも5年後には標準フォーマットになっていることだろう。さて、勉強しとくかな。
このフォーマット、取り扱いが簡単であることが最大の利点であるが、逆に言うと、互換ライブラリの登場もそれほど遠くないだろう。ヘタするとVista搭乗前にサードパーティから出てきそうな気配が濃厚だ。
しかし、ひとつだけ忘れているぞ。なぜDRMを入れておかなかったのだ。この欠陥が後に大きな禍根を残すことだろう。