人もすなる『HDR』という手法を……

3DではHigh Dynamic Ranged Imageを用いた処理ってのが4年ほど前からメジャーだったので、写真の後加工の『HDR』って言い方には抵抗があったんだけど、まぁ、やってみるものだ。楽しい。
Dawn
露出の補正ができるデジカメ持ってるなら、段階露出機能がなくても楽しめる。特に、空の表情と地面を一緒に描き出すには効果的だ。
段階露出した写真をPhotoshopHDRに合成して(RAWでなくても、枚数ありゃ同程度の品質が出るのもいいね)、明暗部分のディテールを合成する。
この方法、以前から物撮りするカメラマンは、トップライト・フィルライト・タッチライトをそれぞれ撮影して合成して、トーンの豊かな写真をダイナミックレンジの足りないCCDで作り出していたんだけど、Photoshop CSが露出を自動的に振り分けてトーンマッピングしてくれるので、時間をかけずに自然なトーンが出せる手法になったわけだ。
道具は揃ってるんで、あとは、絵作りだよなぁ。

追記

HDRへ合成するとデジカメ特有の暗部ノイズがなくなるするのもいいね。単純な夜景撮影にも効果がありそう。