3度目の合肥出張

今回も北京空港経由だが、合肥に来るのももう三度目になる。

Narita Error Port

Narita Airport Checkpoint for Bus Waiting flight...
毎回ほとんど同じ便を使って移動しているのだけど、成田空港の理不尽さには本当にやりきれんものがある。9:30の便に乗るのに、家を5:00に出なければならんというのはいかがなものか。3時間半のフライトのために、何時間のリードタイムを必要にすれば気が済むのか。戯れにセントレア経由と韓国は金浦→インチョン空港経由をみてみたのだが、時間は成田を使ってダイレクトに北京に行くのとほとんど変わらない。合肥までだとひょっとすると逆転するかもしれないなぁ。
地域住民から利用者から航空会社から不幸にして、なんであの空港にこだわるのか全く意図が見えない。役割はもう終わったのではないか。フライトの時間が短いアジア行きの便は羽田に集約してほしいものだ。
ところで、中国に渡航する日本人はなぜか怪しい人種が目立つ。マント、蝶ネクタイ、ヤギヒゲ、ベレー帽、いい歳こいたおっさんの「僕と君」(いや、僕と君という人称が嫌いって訳じゃないんだが、どうもその聞いた雰囲気がいやん、なのが増えるような気がするんだ。)。ブンカ系ってやつか?

北京空港

来るたびに設備が向上している北京空港。オリンピックも近いしねぇ。だんだんインチョン空港の印象に近くなってきている。
Immigration officer voting box
北京空港では日航の飛行機が目立つ。ぴっかぴかに磨き上げられているんだな。他の航空界社と比較すると明らかに違う。会社危ないんじゃなかったっけ?何か間違ってるところに投資してるんじゃないだろうかと他人事ながら心配になる。
What is wote on menu?
国内線側も充実してきているが、まだまだインフォメーションが中国語依存なのはそろそろなんとかならんものか。英語圏の住人が右往左往しているのが北京空港の風物詩と化している。所詮空港だし慣れりゃなんてことないはずで、慣れたスーツメンは肩で風切って歩いてるのもいとおかし。
ちなみに、今日は今日も何の情報もなく1時間以上飛行機が遅れたりしたんだが、英語で話しかけたらシカトするのは止めてほしいなぁ。
待ち時間に「天使と悪魔」の中を読み終わっちゃったよ。
Water pipe
中国は他民族国家だ、と頭ではわかっていてもなかなか体験できないのだが、今日は喫煙所で紫色のラメ装飾された水キセルを喫んでいる人がいた。ウイグル系だろうな。本式の刻みたばこがなかったためか紙巻きを押し付けて無理矢理吸っていた。こういう文化をみると実感するな。
機内では英字新聞もないので中国の夕刊を読む。いや、眺める。日米共同のミサイル防衛システムへの警戒からか、8ページにもわたる大特集が組まれていた。いくら日本が米本土へのミサイルを撃墜しないと表明していても所詮は永田町の中でしか通用しない論理である。軍事同盟結んでいるわけだから一緒くたにされてしまうのは致し方ない。推進派はそういうことまで含めて覚悟決めてやってんのかな?

合肥

40日ぶりになるのだけど、高速道路や環状道路が整備されていたりして、ホテルまでの道のりが大きく変わっていたのに驚いた。さすが24時間工事をやる国は違う。会社危ないんじゃなかったっけ?空気は悪い。目がシパシパする。東京の清涼な空気が恋しくなったよ。
Building step
名物の建築足場は、ほとんど鉄パイプに入れ替わっている。竹と同じような組み方をしているので激しく無駄に見える。こんな使い方をしてりゃ、そりゃ鉄が不足するってもんだ。足場だったらその1/4ぐらいでいいんじゃねぇの?と思ったんだけどジョイント部分をよく見てみると、のせたり挟んだりしているだけの部分が多数ある。それじゃだめだ。日本の鉄パイプクランプ持っていこうか?
ホテルまでタクシーに乗ったのだけど、ちょっとした市内の渋滞を超えて空港から20分という好立地なのだが、空港は移転計画があるんだそうだ。遠くなると嫌だなぁ。
ここ合肥は周囲が揚子江の流域に取り込まれているので湿地帯が広がっているためか蒸し暑い。今日も35℃というアナウンスが流れていた(ただ、35℃あるとはとても思えないんだがなぁ)。

さて、明日から仕事だ

がんばるぞー。