Celestiaで見る皆既月蝕(皆既月食)
明日は6年ぶりの皆既月蝕が日本で見られるはずだったが、あいにくの雨なのでCelestiaで月蝕を眺めて憂さを晴らすことにした。
CelestiaはクロスプラットホームのOSS天体シミュレータ。すごいから試してみ。
Celestia: Home
月蝕を見るための手順を記す。
1. 起動
Celestiaをダウンロードしたらまず起動。地球が画面いっぱいに表示される。
明日の月蝕が起きる時間を設定する。08/28/2007と記述。
Menu > Display > Labels > Moonを選択し、月のラベルが3D画面で表示されるように設定しておく。
Menu > Location > Go To Object を選択し、以下の画面のように入力。天頂から離れて地球を見る。月の軌道が画面に入ってくる。
3D画面をクリックして、リターンキーを押下。天体選択コンソールを起動する。moonと入力して月へ絞り込み、更にリターンキーを押すと、画面左上に天体と今の場所からの距離などの情報が表示される。
この状態で、天体が選択された状態となり、Selectionに対する操作が可能になる。
Menu > Direction > Center Selectionを実行すると画面中央に月がセットされる。Menu > Direction > Track Selectionを実行し、画面から外れないように指定する。
Optionキーを押しながら画面をドラッグして、このように、地球と月が重なるように調整する。ちなみに、この状態で35mm換算で10000mm相当の焦点距離になっている。コンピュータならではの処理。
Menu > Direction > Track Selectionを実行し、月へのロックを解除する。
「.」キーで画角を狭め、地球と月のテクスチャが確認できるように調整し、位置を見やすいように調整する。
Menu > Location > Set Phaseで地球軌道と月をロックし、Time > pauseで止まっていた時間を進める。10倍、100倍速度で眺めるのもまた楽しい。
Celestiaのスクリーンショットを繋いでみた。
でもやっぱり、本物が見たいなぁ。