一週間使ってみましたよ

7.11に購入してから今日で丸一週間。深刻なトラブルもなく、普通に使っています。
会社では普通に電話とグループウェア、メールの確認など、iPhone一枚で済むので10:00から16:00まで会議室をクローリングしていてもこぼれることは……まぁ、あるか。でも社内でMacBook持ち歩くのも非現実的なんだよな。

MobileMeがすごい

遅ればせながら先週の月曜にMobileMeを導入した。この同期処理だけでiPhoneにしてよかっったと本気で思ってる。
「同期のための処理を一切行うことなく端末との情報共有ができる」なんて説明になっているかもしれないけれど、体験するとそのすごさに……全く気付かない。あまりに自然だから。
同期が行われていることに気付くのは、クライアントのMacで「同期しますよ」というアラートが出るところだけ。iCal、アドレスブック、iPhoneのどこで修正を加えても自然に同期される。

私は、いただいた名刺を片っ端からアドレスブックに登録している。こと、だれと連絡を取るのか,という部分に関しては自分の能力を全く信用していないからだ。そして、必要な名刺だけを持ち歩くのではなくて、コンタクトリストに全部を丸ごと登録して持ち歩き、必要な情報を必要なときに取り出す。これ、CD(MD)プレイヤーとiPodの関係やSpotlightと同じなんだよね。

お恥ずかしながら、私は人文系のデータを短期記憶するのがとても苦手だ。お客様のところを訪問するときに、最寄り駅から出て行き先がわからないとか、ビルにたどり着いても何階だったか忘れていたりとか、訪問先の部署がわからなかったりとか……あんまりないけど訪問先の担当者のお名前を忘れてしまったりとかも……する。
「また使えねーのが来たな」と言わんばかりの受付嬢の冷たい視線を浴びながら受け付けカウンターでMacBookを開いて確認するのってとても恥ずかしいんだけど、アドレスブックを持ち歩くようになってから(昨年E61を購入してから、アドレスブックに片っ端から入力はしていたんだ)、「定期的に同期さえしていれば」全部を覚えている必要はなくなった。

ところが、「定期的な同期」がストレスになってるってことに気付いてなかったんだな。MobileMeの自動同期設定を行ったとき、大きな荷物を降ろした感覚があった。「同期する」なんてことはコンピュータに任せてしまえばいい。コンピュータにできない仕事だけやってりゃいいんだ。次に自動化したいのは名刺の入力か。OCRで自動化できたらすごいことになるなぁ。

Twittelatorを使ってみている

おなじみのTwitterificを入れてみたのだけど、Followerが100人超えてるような状態で使うのは辛い。MacではP3使ってるので、ユーザーごとのタイムラインや返信を一覧できるTwittelatorを入れてみたらこれが快適。

位置情報と写真をまとめて投稿できるところはTwitterificも同じ。バサラブックス on TwitPicな投稿が簡単にできる。
Twittelatorの面白いところはエマージェンシーボタン。画面中央下にある「!」ボタンをタップすると現在位置と「This is an emergency! Please help!」という投稿がすぐに行える。間違って入力すると大変なことになるかもしれないけどねw

メールを同期して気付く

とりあえず会社用のメールと個人のメール、GMailなど6つほどのアカウントをiPhoneに登録して使っているが、GMailなど、IMAP系はいいね。iPhone側で読んだメールがGMailでも読んだことになってるし、迷惑メールの処理もサーバでやってくれる。POP系統だと迷惑メールの処理は基本クライアントまかせなので迷惑メールフィルタがないiPhoneではクズを捨てる作業が発生する。
クライアントにメールを残す必要って本当にあるのだろうか?と思ったりする。

ケータイ系サービス

今日電車でiPhoneを使っていたら向こう側に座ったスーツが「iPhoneってさぁ、乗り換え案内とか見らんないんだよね」と横の女性にしたり顔で講釈しはじめた。ケータイサイト不可という情報がそういう人たちにも回っているのはいいことだ。日本のケータイも安泰である。

NAVITIMEは数あるiPhoneアプリの中でも最大のがっかりソフトではあるのだけど、駅探エクスプレスはいい。シンプルなインターフェイスで、文字入力でもカナのリストからでもすぐに案内を見ることができる。

ニュースはWebのNHKウィジェット2ch、ハンカクカナが直ったGoogle Readerでいまのところ十分。地域情報はGoogle MapアプリケーションとGoogleその他の検索。3G早いからあまりストレスもない。

と、ここまで書いて気付いたんだが、私のケータイ系サービスの理解は相当に怪しい。ニュースと乗り換え案内、地域情報位しか使ってなかったのか。きっとiPhoneでアクセスできない情報ってたくさんあるんだろうな。例えば、えーと、絵文字なメールとか、着メロとか……?iモードにアクセスできる端末を最後に使ってたのは3年前なんでわかんないや。
iPhone騒いでる連中は日本のケータイ系サービス知らないだけだろ」ってのは、私に関しては当たってる。

ケース

iPhone用のケースは使わない。ジーンズのときは前ポケット。スーツのときは内ポケットに直に突っ込むスタイルに決めた。Handspring Visorを使っていたときに皮ケースを発注してまで使ってみたんだが、そのときに、ケースがプロダクトの使用スタイルを変えてしまうことに気付いた。
蓋が付いていれば「蓋を開けて使う」ように強制されるし、サイズも大きくなる。iPhoneのサイズは大型液晶とポケットのサイズのぎりぎりの妥協点に設定されている。ケースに入れればあらゆる洋服のポケットに入るという設計が成り立たなくなってしまう。
液晶保護シールも使わない。これもあの液晶あってこそ、だ。