リファレンス以外許さん

一般的なユーザーにとってはありがたい話ですな。

の後半で、nVidiaが互換メーカーに対してリファレンスデザインを守ることを条件にチップの供給をする方針を確認している。

「リファレンスボードへの実装を条件にチップを供給する方式は基本的にこれからも継続する」と、従来の方式によるチップ供給を続けるとした。これは「技術力のないビデオカードベンダーが適当に設計した場合でも、製品に関するクレームはすべてNVIDIAにきてしまうため」というのが主な理由。

Shadeほどひどいものも少ないだろうが、多かれ少なかれ3DCG系のツールでは、リファレンスから離れた設計になればなるほどトラブルは増える。ボードのフレームレートを増やす趣味でもない限り、カードさしてドライバを入れただけで使えるようになっていなければ、ユーザーの負担は増えるばかりだ。
nVidiaの言い分ももっともで、今後、LonghoneのようにGPUに大きく依存したGUIが主流になってくると、今までのトラブルのように特定のゲームでおかしなことになる程度の問題ではなくワープロやファイルブラウザでのクラッシュも考えられる。特に、ファイルマネージャで画像のサムネールや動画を表示する機能は鬼門だろうな。GPU関連で引き起こされるクラッシュは、OSを固めてしまうこともあるので(Mac OS XのFinderやShadeで遭遇することがある)、神経質にもなろうというものだ。