ハンサムなエバンジェリスト求む

どうしてこんなひどい人たちが駆逐されずに書籍を書いていられるのかを誰かに考察してほしい。

私が会社にいた頃に、某国家機関の広報館のアートディレクターなどやったんですけど、このときのジェネラルディレクターが宣った名言に「お客さまに、モノの善し悪しは分かりません。業者の人間性を信頼して依頼しているのです」つぅのがあります。一面の真理ですな。遅刻するなとか締め切り守れとかきれいな格好をしておけとか(滝汗)。ちなみに、この言葉の本意はもう一面あります。品質面でのチェックは笊だから、きちんとした品質のものを納品しなきゃならんのです。
エンジニアリングの信頼性は発注後、その後で勉強したクライアント、またはクライアントの顧客にしか分からないこと。クライアントの顧客が業者のエンジニアリングを避難しても、一度業者を信じてしまったクライアントはそうやすやすと業者に対して疑いを持たない。もひとつの大きな問題は、ウブな受注者は業者の信頼性をリップサービスの量で判断してしまうことでしょうか。信じたい事柄しか聞きたがらないものだからねぇ(笑。
HTMLには規格があって云々…な側が、発注者である媒体を運営する人たちにとって様々な意味で魅力的ではなかった、ということではないでしょうかねぇ。ネクタイ締めたハンサムさんや、いけてるおねいさんが、弁舌巧みに爽やかにWeb標準とそれを守ることの素晴らしさを啓蒙すれば変わるんではないでしょうかね。