Wings3D 0.98.17
Linuxバージョンのインストーラが登場しました。RPMではなくshell scriptとのことです。ただ、Qt*1のファイルダイアログがGnomeデスクトップで動かないとのこと。QtだろうがGTKだろうが動作するようなファイルダイアログの構築に関して、Linuxグルの助けを求めています。

  • Informationラインのクリーンアップ
    • ウインドウ上部の情報エリアを、使っていない時に消すことによって、ウインドウの仕様効率が上昇しています。
  • PuzzledPaul氏によるAdvanced Menuのヘルプの追加
    • Advanced Menuは、Wingsを手の延長のように使うために必須の機能ですが、今回ヘルプが追加されました。細かく仕様が変わってきているメニューですので、今回の追加はありがたい。
  • OpenGLレンダーイメージの上書き
    • Wings書類に保存される(Outlinerウインドウで確認できる)OpenGLレンダリングイメージが<<Rendered>>名で上書きされるように仕様変更。
    • 影が付くようになったので、何度も行う確認用のレンダリングでしたから、上書きは歓迎です。
  • ドルマウスボタンMMBの操作修正
    • MMBを使うことで、より少ない工数モデリングが可能になっています。例えば、.MoveをMMBでクリックすることで法線方向への移動など、従来右ボタン+選択という工数を踏んでいた作業が簡単に行えるようになっています。
  • Extract Region+RMBで偽の選択状態の修正
  • ファイル読み込み時のクラッシュの修正
  • 複数オブジェクトに渡る[Select]_[Edge Loop]_[Edge Loop to Region]の問題修正
  • bevelで偽のリミットが用いられていた問題修正
  • virtial mirror時の面選択問題修正
  • Suvdibideのメニュー名をTesselateに復帰

いきなり「stableとしてどうよ?」とのことです。Radeonで面が割れてしまうのがなぁ…でもこれはPantherが出るまでApple他に報告するのを辞めておきたい気分だったり。

*1:QuickTime™じゃなくてKDEの方