ハズレることも……まぁあるさ
ミステリとして読むと、登場人物の誰もが思いつかないような科学ネタがトリックなんでドキドキしない。種明かしで「そうか、そうだったのか!!」という驚きはない。知らないネタだと「はぁ」だし、知ってるネタだと「まさか、そういうオチじゃないよな……」と初めて伏線を張った瞬間にわかってしまう底の浅さ。個人的には、ネタがほとんどバレバレだったんでモノモノ本としても楽しめなかった。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/02/10
- メディア: 文庫
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