たんぽぽの舞う街に

腹痛で目が覚めた。昨夜、深夜に駆け込んだ屋台でかっこんだあり得ないほど安かったピビンパが悪かったようだ。午前中のほとんどをトイレの住人として過ごし*1、会社に向かうと白い綿毛が雪のように舞っていた。
たんぽぽだ。
ホテルは川の南岸に近い。ソウルを二分する大きな川岸にはたくさんのたんぽぽが咲いていたのだろう。

SIMPURE L故郷へ帰る

先日購入したLG電子SIMPURE Lを韓国にて使用する。まぁ、中味はFOMAなので特筆すべき事はない。主要機能として上げられていた換算電卓にウォン⇔円換算が入ってないのはどういう事よ、というぐらい、韓国だからというメリットはない。
ただ電源を入れるだけでローミング相手を捕まえてくれるのはありがたい。N900iGと比較すると、接続にかかる時間がとても短いのが好感触だ。また、手動で通信会社を設定すると電波がある程度弱くなっても勝手に切り替えられる事がないのもいい。iモードサービスは全ての通信会社が対応しているわけではないので、iモードに対応している通信会社に接続しなければならないためだ。
ここソウルではSK Telecomがiモード対応の通信会社だ。空港ではKR Lineのの電波が強いのでそちらに自動接続されてしまうが、そのままではiモードメールなどが使えないので、SK Telecomに設定しておこう。iモードが使えなければ、なんのためにDoCoMoに囲い込まれているのかわからない。
当たり前の事ではあるのだが、自分の携帯電話がそのまま使えるってのは大変うれしいものである。DoCoMoもフラッグシップモデルには国際ローミング機能を入れておけばいいのに。電話の本質から外れた機能の開発に血道を上げて国内の開発リソースとマーケットをスポイルしている場合じゃないだろう。
海外でのSIMPURE Lの使い心地だが、ちょっと困ったことがある。電話帳の登録先へ電話をかけるときに国際番号発信を自動的に行ってくれない。そのため、自分で+81から電話番号を入力するか、電話帳にローミング時用の番号を登録しておく必要がある。逆にショートメールはそのまま使えてしまう。現地の番号への電話は付加する必要がない。宛先によって異なっているのはいらんストレスだ。N900iGにあるような自動付加機能があれば、もっとスムーズに使えるのに。
電池の持ちはすばらしい。ほぼ2日間無充電の状態から2時間近くの通話を行っても、まだ待ち受けが持続している。並のFOMAなら、通話でへたれてしまう時間だ。出張族にはSIMPURE Lを勧めたい。

*1:濃度の高い唐辛子の影響で、ケツのアナも痛いw