「リアル」デスクトップ

いままでにも数々の3Dデスクトップを見てきたけれど、今度のこいつはなかなか面白そうだ。

何が良さそうって、動きのセンス。くしゃくしゃにできたり斜めに積めたり、壁にぶら下げてみたり。
機能面で言うと、きちんとした整理ができなさそうなところがとてもいい。
まじめに探すときにはSpotlight使うから――おっと、Windowsだとあり得ない考え方だったな。――まともにディレクトリを使った整理なんてできなくて構わないんだ。だいたいどのへんを探せばいいのかだけわかりゃいいんだから。
一つ難点があるといえばある。ジェスチャとサークルセレクトコマンドだ。いずれも最近の流行ではあるが、コマンドの入力であることに変わりはないんだ。
予言でもしてみようか。この二つのコマンド入力にテスターやマーケッターが言うところの「ユーザが必要とする機能」が詰め込まれて、このプロジェクトは扱いにくいデスクトップの仲間入りをして失敗するだろう。プロトタイプの時点でそんな逃げ道を作っちゃだめなんだよ。