あるだけでアイディアが湧き出る本ってそうはないよね

箱のデザイン

箱のデザイン

  • 作者: ジョゼップ・M.ガロフェ,三角和代
  • 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2006/04/26
  • メディア: ハードカバー
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付属の展開図を自分で組み立ててみるような、著者の意向にそった楽しみ方もあるのだろうけど、もう、みてるだけで楽しいデザイン書。
Webデザイナー必見。眺める角度や環境の変化、そしてハコを開いた状態……のように制約条件が変化するパッケージデザインは、マスターデザインのもとで様々な変化に対応しなければならなかったり、たくさんのテンプレートを必要とするWebデザインととても似ている。
デザインを行うときに、既存の作品を見て回ることはとても大切なことだけど、そこに現れているのはコンセプトのアウトプットであることを認識しなきゃいけない……んだけど、コンセプトを冷静に分析したり楽しんだりすることが難しいんじゃなかろうか。少なくとも私には難しい。ロードマップを思い描くことはとても難しいんだよね。
そういうとき、異業種のデザインをみるのはとても勉強になる。ハコはいいぞ!!

追記

広告のつもりはないんだけど、私の所属しているイーフロンティアのグループ会社による書籍であることを追記しておきます。