猫のベランダ転落防止ネット ver 2.0

猫用のベランダ転落防止ネットをバージョンアップ。

材料

  • ネット
    • ナイロンネット(網)
  • ポール
    • 突っ張りポール:ネジで高さ固定/テンションを加えるジャッキの二段階で固定するものがいい。
  • ネット上部枠
    • 胴縁:3cm×1cm×長さの板材
    • L字金具
    • I字金具
  • その他
    • 結束バンド:ケーブルなどを結束するアレ。網同士、ポールと網、ポールとベランダ手すりなどの結束に使用する。大中小の三種類用意しておくといい。
    • オイルステイン:防虫/防湿/乾燥防止のための薬剤。生の材木の耐久性を向上させることができる。
    • カーペット用両面テープ:フェルト布を材木に貼付けるためのテープ。「カーペット用」として売られているモノの接着力は高い。
    • フェルト布:カーペットの端切れなどでいい。

工法

  1. 上部枠の準備
    1. 上部枠の材木にカーペット用両面テープでフェルト布を貼付ける。
    2. 上部枠のそれぞれにL字、I字金具をネジ止めしておく。
    3. 上部枠にステインを塗り乾燥させておく(オイルステインは速乾性なのですぐ乾く)
  2. 上部枠にネットを取り付け
    • 上部枠にネットを巻き、結束バンドで網同士を結びつける
  3. 突っ張りポールをベランダに立て、上部枠を挟みこんで設置
    • 上部枠の片方につけておいたL字金具をこの段階でネジ止めしながら片側から追い込むように設置していく。電動ドライバーがあると楽。
  4. 突っ張りポールにネットを結束
    • 結束バンドが短いときには、写真のように繋いじゃってもいいかも。
  5. ナイロンネット下部を重しや網などで止める
    • ナイロンネットの長さにもよるが、一般的なベランダの高さ(2,500mm)の長さがあるネットはそれほど多くないので、床から少し浮いた状態で設置される。ここに長い板材をぶら下げて下から潜り込めないようにしておく。また、100円ショップなどで購入できる金属ネットを結びつけるのもいい。

ver 2.0での改良点

  • ネット上部からの猫脱出・脱落脆弱性への抜本的な対策
    • ネット上部に胴縁(どうぶち:3cm×1cmの板材)による枠を追加し、上部の穴から脱出・脱落する危険性へ対処した。
  • ネットのたるみによる猫絡み脆弱性への対処
    • 「猫は縄梯子を登れない」法則を用いたネット登り対策がポールの周辺で破綻していたため、下部意外のすべての場所に枠を設け、ネットのたるみを排除した。これによって、「縄梯子を登れなくなった猫が絡む」事故への対策も果たすことができる。
  • 現状復帰適合性の向上
    • ネットの構造を上部枠で支えるため、上部枠の設置面すべてにフェルト地を貼付け、突っ張りポールにてベランダ上部へ押し当てる形式となった。従来の点で押し付ける方式と比べ、ベランダ上部へ突っ張りポールのゴムが貼り付くこともなくなった。

ver 1.0からのパッチ工法

ver 1.0では突っ張りポールにナイロンネットを結束しただけの状態であったので、突っ張りポールを一本ずつ外し、ナイロンネットを持ち上げながら上部枠に巻き付ける、オン・ザ・フライ・パッチを行った(笑)。
腕を上げっぱなしの作業はかなり辛いので、ver 2.0ではじめからインストールすることを推奨する。

追記

s/フェンス/ネット/

追記

cat fence :