Xacti C6とMac OS X

マニュアルなど読み、仕様などを確認してXacti MDX-C6とMac OS Xのコネクティビティを確認してみた。
Xacti DMX-C6が提供しているUSBインターフェイスは以下の3種類。括弧内はDMX-C6のインターフェイスに出てくる文字列。

  • USB Mass Storage class(カードリーダー)
  • PictBridgePictBridge
  • USB Video class(PCカメラ)

USB Mass Storage class/カードリーダー

Xactiのモニタを開いた状態でクレイドルにのせて「カードリーダー」を選ぶとiPhotoが起動する。イメージキャプチャでも標準的な動作。
転送速度も含め何の問題もない。

PictBridge

マスストレージクラスと同じ。

PCカメラ/USB Video class

USB Video Classに対応したアプリケーションなら使用可能。
USB Video Classに対応したアプリの一覧は、IOXpertsOS X Video Applications You Can Useが便利だった。や、いろいろあるもんだ。
しかも、何にも期待していなかったんだがiMovieのカメラとして認識した。キャプチャもできてしまった。
iChatでも、iSightビルトインMac対応(外付けのiSightがあるからね)でカメラ切り替えインターフェイスが搭載されたのでメニューには出てくることを確認した。iChatではiSight以外のデバイスを使用できないから致し方ない。iChat用のカメラとして使うには、iChatUSBCamが必要。
iChatUSBCamはデスクトップをiChatビデオ転送する機能もあるので、シェア料金払う価値あり。

まとめ

上記は特殊なドライバを全く使用していない、素のTigerで確認した結果だ。標準規格で動作するようにハードウェアが作られているのが大変好ましい。
ドライバが必要なほど特殊なインターフェイスならともかく、標準規格が存在しているようなデバイスなら企画に準拠して作ってくれないと、ユーザエクスペリエンスが悪くなる。標準規格でサポートされないような機能を搭載しているならばそれを標準規格に格上げするように働きかけるのがユーザのためにも、メーカーのためにもなる。
今回苛立たしい思いをしたのはAppleiChatにおけるiSight囲い込み戦略だけだ。