科学技術ソフトにはiシリーズインターフェイスなのか

上記リンク先はサイエンス用のビジュアライゼーションツールで、ボリューメトリックレンダリングをプレゼンテーションすることができる。ボリューメトリックレンダリングってのは、MRやCTスキャンなどの積層データや関数などを立体的に見るために用いられるレンダリング手法だ。3Dゲームや一般的なオフラインレンダラで用いられる境界面(またその多くが平面の集合体で構成されている)だけを持ったモデルではなく、内部構造をすべて保持したデータを扱う。
3Dの能書きはいいとして、このツールを必要とする科学者や医者はアニメーターではない。彼らにとって3D空間の取り扱いやアニメーション制作は本業ではない。必死で技術を磨く必要のない分野だ。
そこでiアプリインターフェイス。技能が必要な機能を持たせることなく目的を果たすのに、一般化されたシンプルなインターフェイスはとてもいい。