iPhoneの予行演習も終盤を迎えました

思えばほぼ一年前「かった! - Underconstruction by Taiyo@hatena」でE61を購入したときから、iPhone以降の予行演習は始まっていたんだな。演習の期間が当初の予定よりも大幅に縮まったのがうれしい計算違いだったけど、やるべきことはほとんど済んでいるのであとはiPhoneをどうやってに迅速に手配するか、それだけを心配すればいいという状態になった。

E61のために取得した[username]@mopera.netなんてメールアドレスを会社などで「携帯のメールアドレスです」って伝えても怪訝な顔はされない。誰もドメインなんて見ていない。乗り換え案内もNAVITIMEE61iPod touch用に用意されているし、仮になくてもPC用のサイトが使えればそれでいい。

一番戸惑ったのはPIMとしての運用だった。Mac OS XのアドレスブックやiCalGoogle Calender)と連動させるタイミングには悩んだし、アドレスブックを整理する習慣だってなかったが、E61(と10月から演習の環境に加わったiPod touch)を使ううちに、自然に整理できるようになってきた。会社の同僚や名刺交換をした程度の人もどしどし追加しているので1000件を超えるアドレスブックができあがった。今はこのエントリーを全部持ち歩くことがとても自然に感じられるようになった。電話も住所も肩書きも入力されている電話帳ってのは意外に役に立つものだ。

片手入力も練習するつもりだったが、不要だった。手が大きいこともあるんだろうが、iPod touchなら十分片手で使える。Webサイト見ているときのピンチ操作は難しいけどダブルタップした場所が100%幅に拡大されるので十分なことが多い。日本語入力もレスポンスが劣悪なことに慣れてしまえば、それなりには入力できる。

予想外の出来事は起こるかもしれないけれど、普通に使う分には大丈夫な感触をだいぶ前に手にしている。iモードと一緒に「ケータイメール」や「ケータイアプリ」などの「ケータイ文明」を捨てて丸一年。それほど大きく困ったことはない。まともなMMSやSMSが使えないdocomoでそれなりに運用できるのだから、Softbankなら仮に最悪の対応でも我慢できる。きっと。

E61よ、いままでありがとう。