NatsuLiphoneキタ!

開発中の噂を聞いてからずっと注目していたNatsuLiphone、あの、夏ライオンがついにAppStoreに登場したとid:DayTripperさんのTweetで知り、早速インストールした。
スプラッシュスクリーンが可愛らしい。

iPhoneにはカメラや位置情報などiPhoneならではの機能を持たせたクライアントがいくつもリリースされている。趣向を凝らしたクライアントが多い。そんなクライアントと比較すると写真や位置情報サービスを利用してつぶやくことができないNatsuLiphoneは地味に見えるが、その代わりに圧倒的なタイムラインの閲覧機能がある。


タイムライン上のTweetをタップすると、他のiPhoneクライアントと同様にReplyやFollow、Favoriteをつける画面へスライドするが、ここでメンバー本人とTweetに含まれている@付のメンバーのタイムラインを混ぜて表示することができる。この1+n閲覧はNatsuLiphoneが他のTwitterクライアントと大きく違うところかな。Followerが100人を超えたあたりから特定の話題を追いかけるのが難しくなるのがTwitterの辛いところだけど、NatsuLiphobeではこの1+nタイムラインを使うとこでタイムライン上に散らばった話題を追うことができる。


もう一つの特徴は、多くのiPhoneTwitterクライアントでサポートされていない過去のフィード閲覧だ。Twittelatorでは20個、Twinkleでは直近の20個とTwinkleアカウントの20個程度しか表示されないので、Follwerが多いと全く役にたたなかったりするが、NatsuLiphoneではページの最下部から自動的に次のページを繋ぎ足すように見ることができる。Autopagerizeと名付けられているが、まさにGreaseMonkeyAutopagerizeそのもののような感覚だ。

そういえば同じく国産のTwitterFonでも過去のフィードを読むことができる。日本のTwitterコミュニティって濃い使い方してるのかもしれない。


まだリリースされたばかりでSentsタブが機能していなかったり内蔵ブラウザが落ちたりする(これはOSの問題かもしれないが)こともあるけど実用に耐える程度には安定している。

惜しいところはGeekでなければわからない設定がむき出しいなっているところかな。Autopagerizeってまさにその通りだしPOST取得を見せたいのもわかるけど、もう一段深い階層に押し込んでもいいんじゃないかとは思う。


今、わたしのiPhoneにはNatsuLiphone以外に、TwittelatorとTwinkle、TwitterFon、合わせて4つのTwitterクライアントがインストールされている。
Twinkleは位置情報サービスとpingTweetみたいな発言単位)を組み合わせた魅力的なサービスで、新しいTwinkleメンバーとの交流も楽しい。今まで通りiPhoneからのメインのポストはTwinkleから行うことが多いだろう。


でも、Twitterのタイムラインを追ったり、話題に乗っかって遊ぶときにはNatsuLiphoneかなぁ。少なくともTwittelatorはユーザ検索と位置情報のアップロード以外使い道がなくなった。


ユーザインターフェイスもよく練り込まれているし動作も軽快。正統派のTwitterクライアントならNatsuLiphone、って言っても過言ではないかな。