ExposéをWebで表現する。

ExposeséをWebで記述するには、「Exposé」と書けばよいです。
古いWeb標準すらまともに実装していないNS4.xxだとまともに見えないかもしれませんが…
ちなみに、ことえりに「えくすぽぜ」と入力して変換すると「Exposé」と変換されますが、Shift_JISEUCのような文字コードで処理を行うCGIにそのまま渡すと、Expos?となってしまうことでしょう。
マカーなブロガ(謎)の皆さんは、Exposéを単語登録しておきたいものですね。

スムーズスクロールとホイールマウス

Pantherから実装されたスムーズスクロールですが、Cocoaアプリケーションでのみの実現とはいえ、ようやくWindowsに追いつきつつあるうれしい機能です。
ところで、このスムーズスクロール、Windowsのそれと同じ問題を抱えています。ホイールマウスでスムーズスクロールを行うと「ぬるっ」とした動きになるのですよ。加速スクロールホイールを搭載したLogitechのマウスなどでスクロールさせると気持ち悪いことこの上ない。
ホイール使用時にはスムーズスクロールをオフにする機能が欲しいですな。
ちなみに、スムーズスクロール処理は最適化が相当進んでいるようで、iBook Dual-USB G3 500Mhzでも雑になるとはいえ有用です。

今日の雑感

とりあえず好調です。
10.1→Jaguarも上書きで問題なかったし、Mac OS 9.xの頃も上書きでゴーでしたが、非対応のアプリはおいといてシステム標準の機能が使えなくなったりするようなことがないように作られているものじゃないですかねぇ。
とかいいつつ、個人的に心配だったdjbdnsも動作しています。AirH"32kなんて遅いダイアルアップ環境で必須のマイDNSサーバですが、まさかそのまま動くとわ。
ことえりの進化も、ストレスが減っていいですね。変換ウインドウの最下部に出る「その他の候補」で単漢字を効率よく閲覧できるのは本当に嬉しいことです。
おっと、こんな時間だ。打ち止めっつーことで。

満腹中枢の壊れた黒豹

iBook Dual-USBで、初期Jaguarと同様に偽のバッテリステータスが表示されている問題が復帰しています。
現在、バッテリの残りは0%、残りの使用時間は計算中となって既に20分ほど経過していますが、落ちる気配がありません。一度修正しているバグなんで、次のアップデータで修正されることでしょうが、参りますな。
バッテリ残量が0%を示すと、スリープから復帰しなくなるんで、実質的に、持ち出したら一度目の使用でおしまいになってしまうことが多くなるんだよな。

Mail.app雑感

Mailの動作速度が大幅に向上しています。特に、バックグラウンドで索引の生成を盛大に行っていても、メールの閲覧、送受信の速度低下がそれほど大きくないことがうれしいですね。
iBookのG3 500Mhzでも6000件あるメールボックスから全文検索するような使い方でも、それほどストレスなく実行できるのはうれしいですわ。

スレッド

目玉の一つであるスレッド機能ですが、メッセージのツリー構造を表示するのではなく、関連メッセージをバインドするだけです。ツリー構造がどうしても必要な人には耐えられないかもしれませんが、個人的には、これで十分かな、と感じています。
特に、ビジネスメールなどのやり取りを行っているときには、ツリー式のスレッドでは現時点での再重要項目である新しいメッセージが深い階層の中に入ってしまい、タイトルが切れたり、折り返してしまったりしますが、Mail.appの形式であれば、やり取りをバンドルして、日時でソートするだけで、やり取りを追うことができます。
スレッド表示とリスト表示の切り替えも高速に行われるので、メールを選択してスレッド(関連メッセージ)表示、という使い方もストレスなく行えます。
要するに、ギーク向けの機能ではなく、コンシュマーの必要とする最小限の機能ということでしょう。
マカ系MLでは投稿者がスレッドを無視するので意味ないですが(笑

その他の機能

  • Windows対応の添付ファイル

Windows対応の添付メッセージを作成できるらしいんですが、詳細はどうなってるんだろう。
手持ちのWindowsOutlookを起動するなんて怖くてできないんで(サーバのメールボックスには山のようにウィルスが入ってるし)、ソースを眺めてみるとしようか。

  • 迷惑メール

プロバイダのスパムヘッダを解析する機能もついたり、名前の入った送信(Fujii Taiyoの用な形式)はスパムじゃないとするなど、細かな設定が可能になっています。
これで、知人へのメールが蹴落とされる心配も減ったということですな。

  • スマートアドレス

複数のアドレスを持ったユーザをプルダウンメニュー形式でまとめているんですが、これ、テキストフィールドの中に表示されているんですよね。
Cocoaの機能強化が伺えます。テキストストリーム中に定型やリストで挿入するときにはこの形式を使うとわかりやすそうだなぁ。後で掘ってみるか。

Mac OS Xでの3Dアプリケーション開発やりたいなぁ

OpenGL Profiler on Panther
個人的には、写真に対するフォーカスブラー処理を3Dオブジェクトを使ったインターフェイスで行えるようなアプリが欲しいのですが、ニッチ過ぎ手だれも作ってくれそうもないから自分で作るしか…なんですわ。ジブンツールならインターフェイスも好きに作れるし。
という訳で最近は開発関連のサイトをのぞくことが多かったり。

イメージキャプチャとランデヴ

エプソンのスキャナをFireWire接続してイメージキャプチャで共有してみた。
はえ〜よ。100Base接続なら、FireWireで直に接続しているのとほとんど変わらない速度だ。
つか、ドライバ入れてないよ(笑)まさにデジタルハブ。
スキャナメーカー樣方、ヘタにTWAINドライバを書くぐらいなら、イメージキャプチャのプラグインを開発して下さい。そうすりゃ、ウインドウがマウスについてくるような無様なバグを誘発しなくてすみますし、マニュアルに意味不明の日本語を入れたりしてユーザを混乱に叩き込まなくてすみます。Mac OS Xをご使用の場合「ケーブルを接続してスキャナボタンを押してください」とだけ書けばいいし。

例えば某EPSONの場合

添付CD-ROMに入っているEPSON Scannerをインストールすると、Image Captureでのスキャンができなくなる。どうやらインストールしているTWAIN機能拡張が、システム標準のImage Captureに対応していないらしい。また、スキャナボタンをモニタリングするツールまで起動項目に放り込んでいたりする。スキャナボタンからのイベントはシステムレベルで拾ってImage Caputureからもらうことができるんだから、この手のツールは不要だ。激しくウザい、だけならいいが、こいつがクラッシュすると、意味不明のダイアログが表示されっぱなしになったりする。
この、Epson Scannerも使い勝手が良ければいいのだが、青いタイトルバーだったり、クリックすると強制終了するボタンがあったり、スキャンプレビュー表示中にほかのアプリケーションに移動すると戻ってくるときのアクティブウインドウが別だったり、はっきり言ってダメソフトだ。
だが、Epson Scannerを使わないと48bitカラーでの取り込みなどのハード的な機能が使えなかったりするんだな。この部分を、ImageCaputureに対応した形で実装してくれれば、または少なくとも、Image Caputureと同じレベルでイベントを処理に加わってくれればいうことはないのだ。